10/9 草木染めワークショップ レポート

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10/9(日)草木染ワークショップ開催

岩村の歴史と文化と未来を語る染織プロジェクトの代表の田口です。

天候が心配されましたが午前9時過ぎには雨も上がり岩村城址付近を散策して染物の染料となる草木を拾い集め、岩村上町まちなか交流館へもっていって、煮出して染料を抽出し、草木染を行いました。今日採取した染料は矢車五倍子(やしゃぶし)と臭木の実。

手ぬぐいは絞り染めにして、絹のストールは無地でムラなく染めるように作業を行いました。

おまけに藍染も行い、今日のお持ち帰りのお土産は藍染、臭木、矢車五倍子の三種類の手ぬぐい&絹のストール(ストールは希望者のみ:別料金)

やはり草木染は手間暇がかかり1回の工程に約1時間。それを数回繰り返さないと色が薄かったり染めムラができたり・・と満足のいく仕上がりになりません。参加者の皆さんは真剣な表情で染の作業に集中していらっしゃいました。

昼食は美味しい五平餅’&プラスアルファのスペシャルランチを町内のお店にお願いしておいたので、参加者の皆さんもきっと満足されたと思います。

見本の作品を示さず、色の変化や仕上がり具合もあえて詳しくは説明せず、布が徐々に発色して染まっていく様子を体感していただき、歓声があがる・・・自分だけの作品、オリジナルのデザイン。染物の醍醐味の入り口をちょっと体験していただきました。しかし、歴史ある城跡を散策して染料の採取から始めるワークショップは岩村ならでは・・と自負しています。

10月はすでに予定が詰まっていますが、11月以降については予約可能です。ぜひチャレンジしてみませんか!